茨城県/ひたちなか市/高野/株式会社常磐広告/HP制作秘話

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弊社では10月1日にHPを全面的にリニューアル致しました。

 

弊社では長年HPの担当者がおらず、更新がここ数年間、
滞っており、古臭いデザインでリンク切れの箇所も多数。
またセキュリティの面でも不安を抱えておりましたので、
今回全面的にリニューアルする運びとなりました。
私は常磐広告に入社する以前、HTML4.0の時代に多少の
HTML/CSS/PHPでサイトを作っては弄ってはいたものの、
日進月歩のWEB業界には追い付ける訳もなく、それから
ご無沙汰で10年以上前の化石のまま。1から勉強し直しで、
スタートを切りました。弊社では私と石井が担当となり、
私が主に企画立案・デザインと動画の監修を、石井が
SEO対策や外部サイトとの連携や制作会社選定から
折衝までを分担しました。

 

まずはせっかくリニューアルするのだから、
現在のサイトの不満点を洗い出しました。
弊社では管理している物件は全てクラウドサービスでの
更新・管理となっているのですがHPとの連携は無く、
事務員がクラウドサービスで情報を打ち込んだ後に、
手作業でHPの物件も更新と、1つの案件で2か所の更新を
しなければならなかった為、業務の効率化を図るために
一元化。
また、副次的にお客様にリアルタイムな空き看板情報を
お届けすることが可能となりました。

 

 

そして、迷宮のように、情報を探す為に探検をしなくては
ならないサイト内の情報を整全て洗い出し、理整整頓し
大幅にページ数を省略し、簡略化。以前のHPからすれば
目的の情報にたどり着くための時間は大幅に短縮された
はずです。
また、以前は各ページが写真の羅列だけで文字の無い
カタログだけとなっていたものにテキストを加え、SEOの
観点からも、お客様にとっても弊社で必要なサービスは
『何か』ということが明白になったと思われます。

 

 

続いて、SEOやグーグルの各種サービス、SNSとの連携です。
以前は常磐広告が普段どんな仕事をしているのか目に
見えなかったものを、可視化する作業となります。
常磐広告がロードサインだけの会社で、看板を作っている
とは知らなかったというお客様の声が営業サイドから
結構な頻度で聞かれるようになりました。これは弊社に
とっても大きな機会損失で、確かに『茨城 看板』
『ひたちなか 看板』といった、お客様が看板屋さんを
探す際に想定されるワードで検索しても弊社は上位に
表示されませんでした。
以前はタイトルにキーワードを詰め込んだり、隠し
テキストやstrongタグというのがSEO対策の常套手段
だったのですが、グーグルの検索アルゴリズムが進化し、
以前のような安易な対策では上位に表示させることは
難しくなりました。
この辺りの仕組みは石井が1カ月で独学で勉強し、
自分よりも、制作会社の人間よりも尖がってきたので、
詳細を知りたい方は石井までお問い合わせ下さい。

 

 

大まかな骨格が見えてきた段階で、今度はHPの軸となるコンセプトを決めました。自然と浮かび上がってきたワードが『看板の、その先へ。』でした。
日頃より、オフの日には市場調査を兼ねて弊社のクライアント様のお店やサービスを利用する事が多いのですが、
デザイン室に籠っていたのでは決して見えてこないクライアント様のサービスを利用するお客様、つまり、『お客様のお客様』の実像が見えてきます。
看板は平日のサラリーマンのランチをイメージして食欲をそそる写真と低価格と目立つ文字でPRしましたが、
休日に利用してみるとお子さんを連れたファミリー層が多かったりもします。デザインのミスマッチが起こらぬよう、お客様のお客様を想定することはデザインする上で大事な事です。
コンセプトとして定めた、『看板の、その先へ。』というメッセージは、ただ単に看板を設置するのだけではなく、
クライアント様の想いを、サービスを、看板の向こう側で待っている最終消費者の方へ届きますように、という願いが込められています。

 

 

最後に、HPのトップのバックで流れている動画についてです。コンセプトが明確になった時点で、弊社が製作させていただいた看板やサインを
映像にしたいという所からスタートしました。弊社のクライント様は、東証一部上場の企業様から、
個人経営の商店様まで様々です。私共は街の中にMADE IN 常磐広告の製品が溢れている事を知っていますが、その事を映像で知ってもらうにはどの様に
したらよいのか。もちろん、動画制作に携わるのは人生で初めてですし、脚本を考えた事もありません。
しかし、製品のほぼ全てにデザインとして関わっている身としては、このクライアント様の製品をPRしたい、あのクライアント様の看板も紹介したい、
という思いが次々に溢れ出しました。撮影日程とも照らし合わせ(1日で撮影を行うスケジュール上、泣く泣くお声がけできないクライアント様も沢山いました)、日の出から深夜までの1日という時間軸のストーリーの中で、仮想の第三者の視点から、オムニバス形式で弊社の製品=お客様の看板とサービスを紹介していくという映像が出来上がりました。
全国各地の看板屋さんのHPを参考までに見てまわりましたが、おそらく弊社が全国で初めての試みかと思われます。動画はトップページから見る事が出来ますので、この裏話を読んだ後でご覧いただければより一層…?

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